ゴルフのクラブは、14本までしか持ってプレーできません。ゴルフ規則4.1bでは、14本を超えるクラブを持ってラウンドをスタートすることと、ラウンド中に14本を超えるクラブを持つことを禁止しています。違反すると、ストロークプレーでは違反があった各ホールに2罰打(1ラウンドで最大4罰打)です。
この記事では、JGA(日本ゴルフ協会)が発行する「ゴルフ規則のオフィシャルガイド」にもとづいて、14本のルールの中身、違反した時の罰と処置、クラブセットを組む時の考え方をまとめます。
(確認元:JGA「ゴルフ規則のオフィシャルガイド」(2023年1月施行の規則)規則4.1b。確認日:2026年10月6日。競技会では、委員会が定めるローカルルールも確認してください)
14本のルールの中身
| 項目 | 規則4.1bの内容 |
|---|---|
| 上限 | 14本を超えるクラブを持ってスタートしてはいけない。ラウンド中に14本を超えるクラブを持ってはいけない |
| 数えるクラブ | そのプレーヤーが、またはプレーヤーのために持ち運ばれているすべてのクラブ。ただし、壊れてバラバラになったクラブの一部や、組み立てていない部品は含まない |
| 追加 | 14本より少なくスタートした場合は、ラウンド中に14本までクラブを追加できる(制限あり) |
| 共有の禁止 | コース上でプレーしている他の人(違う組の人を含む)が使っているクラブで、ストロークを行ってはいけない(パートナーのいるプレー形式には限定的な例外がある) |
14本以内であれば、種類の組み合わせは自由です。ドライバーを入れずにフェアウェイウッドを増やす、ウェッジを3本にする、などの組み方ができます。
違反した時の罰と処置
| 形式 | 罰 |
|---|---|
| ストロークプレー | 違反が起きた各ホールに一般の罰(2罰打)。1ラウンドでは最大4罰打 |
| マッチプレー | 違反が起きた各ホールに対して、マッチのスコアから1ホールを差し引く(1ラウンドで最大2ホール) |
違反に気づいたら、次のストロークを行う前に、超過したクラブをプレーから除外しなければなりません。14本を超えてスタートした場合は、どのクラブを除外するかを選べます。他のプレーヤーが置き忘れたクラブを拾った場合などは、14本の数には入りませんが、使うことはできません。
スタート前の確認の習慣
- スタートの前に、キャディバッグのクラブの本数を数える
- 練習用に入れていたクラブや、新しく買ったクラブを入れたままにしていないか確認する
- 同伴者とクラブを貸し借りしない(共有の禁止)
14本の組み方の考え方
| 役割 | クラブの例 |
|---|---|
| ティーショット(長い距離) | ドライバー、フェアウェイウッド |
| 中距離 | ユーティリティ、アイアン |
| グリーン周り | ウェッジ(ピッチング・アプローチ・サンド) |
| グリーン上 | パター |
初心者は、14本すべてを揃えなくても始められます。今のクラブで、距離がとびとびになっている所を埋める考え方で、1本ずつ追加すると、むだな買い物を避けられます。通販でクラブを買う時の確認項目は、ゴルフクラブを通販で買う時の確認項目|返品条件・送料・中古品の注意にまとめています。クラブの長さやヘッドの大きさにも決まりがあり、ゴルフクラブの用具規則で説明しています。
まとめ
- ゴルフ規則4.1bで、クラブは14本まで。14本を超えてスタートすること、ラウンド中に14本を超えて持つことは禁止
- ストロークプレーの違反は、違反した各ホールに2罰打(1ラウンド最大4罰打)
- 気づいたら、次のストロークの前に超過したクラブを除外する。他のプレーヤーとクラブを共有しない
- 14本以内なら組み合わせは自由。足りない距離を埋める考え方で揃える


