ゴルフクラブには、ゴルフ規則の「用具規則」で決められた仕様があります。JGA(日本ゴルフ協会)が公開している用具規則によると、クラブの全長は18インチ以上で、パターを除いて48インチを超えてはならず、ドライバーなどのクラブヘッドの体積は460立方センチメートル(+テスト許容誤差10立方センチメートル)以下でなければなりません。
この記事では、JGA の用具規則とローカルルールひな型にもとづいて、クラブの長さ・ヘッドの体積の決まりと、クラブを買う時の確認ポイントをまとめます。
(確認元:JGA「用具規則」(日本語版)、ローカルルールひな型G-10。確認日:2026年10月6日。規則は改訂されることがあります)
クラブの長さの決まり
| 項目 | 用具規則の内容 |
|---|---|
| 全長 | 18インチ(0.457メートル)以上。パターを除いて、48インチ(1.219メートル)を超えてはならない |
| 測り方(ウッド・アイアン) | クラブを水平面に置き、ソールを角度60度の面に当てて、二つの面の交差点からグリップの上端までを測る |
46インチのローカルルール(G-10)
JGA のローカルルールひな型G-10では、委員会は、パターを除くクラブの最大長を46インチに制限するローカルルールを採用できます(測定の許容誤差0.20インチ)。ただし、このローカルルールは、プロフェッショナルやエリートアマチュアなど、高い技量のプレーヤーに限定された競技会にだけ使用することが推奨されています。採用された競技会で、長さの仕様に合わないクラブでストロークを行った場合の罰は、失格です。
一般のゴルファーが通常のラウンドで使う場合は、48インチ以下であれば規則上の問題はありません。競技会に出る場合は、その競技のローカルルールを確認してください。
ヘッドの体積の決まり
用具規則では、クラブヘッドの体積は460立方センチメートル(28.06立方インチ)+テスト許容誤差10立方センチメートル以下と定めています。市販の大きいヘッドのクラブの多くには、ヘッドのどこかに、おおよその体積を示す表示(cc)がある、と用具規則の説明に書かれています。
ルールに適合したクラブを選ぶ
市販されているクラブの多くは、規則に適合するように作られています。ただし、次の場合は注意が必要です。
- 長尺のドライバー:長さを確認する。競技会のローカルルールで46インチ以下が求められる場合がある
- 改造したクラブ:シャフトの交換や長さの調整をすると、仕様が変わる場合がある
- 海外仕様・古いモデル:反発の規制など、ほかの仕様についても、メーカーが適合を案内しているかを確認する
クラブの本数の決まり(14本まで)は、ゴルフクラブは14本まで|ゴルフ規則4.1bの決まりで説明しています。
クラブを買う時の確認ポイント
- 長さ(インチ)とヘッドの体積(cc)の表示を確認する
- 今使っているクラブとの違い(長さ・ロフト角・シャフトの硬さ・重さ)を比べる
- 競技会に出る予定があれば、ローカルルールに合うかを確認する
- 通販で買う場合は、返品・交換の条件と、加工(長さの調整など)をした後の扱いを確認する
通販で買う時の確認項目は、ゴルフクラブを通販で買う時の確認項目|返品条件・送料・中古品の注意にまとめています。中古のクラブを選ぶ時の注意は、中古ゴルフクラブの選び方で説明しています。
まとめ
- クラブの全長は18インチ以上、パターを除いて48インチ以下(用具規則)
- 高い技量のプレーヤーの競技会では、46インチ以下に制限するローカルルール(G-10)が使われることがある
- クラブヘッドの体積は460立方センチメートル+許容誤差10立方センチメートル以下
- 改造クラブや長尺ドライバーは、仕様と競技のローカルルールを確認する


