止まっていたボールが動いた時は、誰が動かしたかで罰が決まります。風や水で動いた場合は罰がなく、動いた先から打ちます。自分や自分のキャディーが拾い上げたり、故意に触ったり、動かしたりした場合は、1罰打で、元の場所に戻します(ゴルフ規則9.3・9.4)。
この記事では、ボールが動いたかどうかの判断と、動かした人ごとの扱いをまとめます。
(ゴルフ規則9.2〜9.6による。R&Aの規則の本文で確認。例外が多い規則のため、この記事は概要です。確認日:2026年10月28日)
動いたかどうかの判断(規則9.2)
止まっているボールは、動いたことが分かっている、またはほぼ確実な場合にだけ、動いたものとして扱います。動いたかどうか不確かな時は、動いていないものとして扱います。
誰が動かしたか
| 動かした人・原因 | 罰 | 扱い |
|---|---|---|
| 風や水などの自然の力(規則9.3) | なし | 動いた先の新しい場所から打つ |
| プレーヤー、またはそのキャディー(規則9.4) | 拾い上げる、故意に触る、動かす場合は1罰打(例外あり) | 原則として、元の場所に戻す(規則9.4a) |
| マッチプレーの相手、またはそのキャディー(規則9.5) | 相手に1罰打(例外あり) | 元の場所に戻す |
| 風や水以外の外的要因(規則9.6) | なし | 元の場所に戻す |
規則9.4と9.5は、動かしたことが分かっている、またはほぼ確実な場合にだけ適用されます。
よくある場面
- ボールを探している時に動いた:偶然なら罰はなし(ボールの見分け方と確認のルール)
- ルースインペディメントを取り除いたら動いた:元に戻す。場合によって1罰打(ルースインペディメントと動かせる障害物)
- グリーン上でマークしたら動いた:グリーン上のルールを確認
- 救済を受けるためにボールを拾い上げる:アンプレヤブルのルール、ペナルティーエリアの救済
戻し方はドロップのしかたの「ボールを元の場所に置き直す時」にまとめています。ルールの全体像を学ぶ方法はゴルフスクールの選び方、コースの予約はゴルフ場の予約の流れと確認することで確かめられます。
まとめ
- 動いたことが分かっている、またはほぼ確実な時だけ、動いたものとして扱う
- 風や水で動いたら罰なしで、動いた先から打つ
- 自分が動かした場合は1罰打で、元の場所に戻す(例外あり)


